オーシマは、生きてます。

プログラミングスクールにも、まだ居ます。

プログラマーの恐怖体験

プログラマーには、スリリングな仕事をしなければいけない時があります。

少しのミスが大きなトラブルになりかねません。

そんなプログラマーという職業を続けている人は、もはや変態としか言えないのかもしれません。

 

・・・じゃ、なくって。

 

今回は、プログラマーの恐怖体験の例を2つほどご紹介します。

今からプログラマーを目指す方は、どうぞ覚悟してください(笑

 

プログラムファイルの更新ミス

 

サーバと呼ばれる親玉パソコンで動作するプログラムがあったとしましょう。

プログラムは、そこへ設置し、インターネットを通じて、そのプログラムを多くの人が利用する。

よくあるパターンです。

 

で、プログラマーは、プログラムをアップデートする時、サーバにあるプログラムファイルを差し替えなければいけません。

これ、結構、スリリングな作業なんですよね~

 

だって、アップデート作業に何かしらのミスがあると、プログラムが正しく動作しなくなる可能性があるんですよ。

いや、その可能性が高い。

むしろ、必ずどこかに不具合が発生する。

 

もちろん、プログラマーは、事前にアップデートの練習をすることが多いです。

テスト環境を用意して、そこでアップデート作業のリハーサルをする。

入念に準備して、サーバのプログラムを誰も利用していない夜間にこっそりと更新する。

その後の動作確認を終えて、ホッとした気持ちになり、やっと作業完了。

帰りに吉野家の牛丼でも食べて行こうか~となる(はず)

 

でもね。

人間のやることに勘違いやミスはつきものです。

 

翌朝、凄い勢いでお客さんから電話がなってしまうことがあります。

プログラムが正しく動作しないやないかい!

という恐怖のクレームです。

 

大きなシステムだと、利用者も多いので、恐ろしいことになります。

心臓がドクドクと鳴り始めます。

いかんいかん、落ち着け...と自分に言い聞かせます。

心臓を抑えて、頭をフル回転モードに切り替えます。

クレームの情報を頼りに、原因を突き止めます。

疑わしい点を発見したら、全力でその部分を調査します。

原因が分かったら、ひとまずお客さんへ連絡。

当然、お客さんから怒られます(汗

問題を修正し、再びお客さんへ謝罪の連絡。

その後、体の力は抜け、同時に魂も抜けかけます。

もうね、あしたのジョーのあの有名なシーンみたいになります。

 

怖いでしょ?(笑

 

データベースの操作ミス

 

プログラマーなら、データベースと付き合わなけれなりません。

データベースってのは、プログラムが利用するデータを保存するためのものですね。

 

1万、2万というデータ量であれば、それほどスリリングな気持ちになることはないかもしれません。

しかし、数千万というデータ量になると、物凄くスリリングなものになります。

 

プログラマーは、できればデータベースを直接いじくりたくないものです。

しかし、お客さんから様々なイレギュラー要望をかなえるため、しばしばデータベースを直接触らなければいけないことがあります。

 

冷や汗ものっす!

 

例えば、1万のデータなら、数秒で処理が終わったとします。

しかし、数千万だとそうはいきません。

数時間の処理を必要とすることがあります。

誰もデータベースを利用していない深夜に作業をはじめると、ミスした時、朝までにデータを元に戻せないかもしれません。

むしろ、取り返しのつかないミスをして、大事な大事なデータを失ってしまったら...

 

もう、夜逃げしかないっすね

 

と。

そんなことにならないように、プログラマーは用意周到になっていくのです。

特に、一度盛大にミスをやらかすと、プログラマーは大きく成長します。

(もしくは、心が折れます)

そして、自分すら信じない冷徹な人間になります。

石橋を壊すつもりで叩きまくって、それでも大丈夫でなければ、橋を渡りません。(ちょっとオーバー?)

 

カッコいいでしょ?(笑

 

 

えっ?

お前は盛大にミスって

怒られてばかりだろって?

 

もう、慣れてきました (^^)/