オーシマは、生きてます。

プログラミングスクールにも、まだ居ます。

カメラやディスプレイの「解像度」って、正しく意味を把握してる人は少数派?

GoPro HERO 12 Black

新しいGoProを買いました。

以前に買ったのは、バージョン7。

今回は一気に飛んで、バージョン12です。

 

解像度は、4Kを超え、5.3Kでの撮影に対応!

でも、5.3Kだと、30FPSまでしか使えないらしい。

結果、4K、60FPSで使うことにしました。

 

ところで、フルHDとか4Kとか、正しく意味を理解できてますか?

ついでに、FPSってなんや?

そんな人も多いのではないかと思い、今から少し張り切って解説していきたい思います。

 

【解像度】

デジタル画面やデジタル写真というのは「点」の集まりです。

点が多ければ多いほど、キレイに見えます。

 

逆に、点が少ないとどうなるのか?

大袈裟に言うと、モザイクみたいなタイル状に見えてしまいます。

ファミコンのゲームのキャラクターは、少し拡大するだけで、モザイクのようになってしまいます。

これは、解像度が低いからです。

 

4Kというのは、基本的に横に3840個、縦に2160個の点で構成されています。

4Kテレビは、3840×2160の光の点で構成されており

4Kビデオは、3840×2160の点を撮影して記録するということです。

 

ちなみに、フルHDというは、1920×1080の点の集まりを指します。

4Kは、フルHDの4倍の点の数ということになります。

 

難しいっすね(汗

 

【階調・色数・色深度・bit数】

画面や写真の美しさは、解像度だけで決まりません。

「色合いの美しさ」というものが関係します。

これを最近だと、bit(ビット)という数値で表します。

 

bitが何を表すのか?

乱雑に言うと「色の表現の細かさ」です。

同じbitでも、いろいろな使われ方をするので詳細は割愛しますが

とにかく、bit数が大きいほど、色合いの表現が良くなります。

 

デジタルデータは、色も何かしらの数値で記録して、保存しなければいけません。

記録する時の数値の大きさがbitという小難しい単位なんです。

 

もう嫌になってきましたよね(汗

 

【フレームレート・FPS・Hz】

動画というのは、連続した写真です。

パソコンの画面も連続した写真を表示しています。

それでは、1秒間に何枚の写真が切り替わっているのか?

それがフレームレートというもので、その数値を表すのに、FPSやHzが使われます。

 

ちなみに、FPSは、フレーム・パー・セコンドの略です。

フレームとは、写真のこと。

1セコンド(秒)あたりのフレーム(写真)の枚数という意味です。

 

Hzは周波数を表す単位ですが、FPSと使われ方は一緒です。

Hzの場合は、リフレッシュレートと呼ばれる値を表します。

144Hzなら、1秒間に144枚の写真を切り替えることができるということです。

 

動画データの場合は、FPSと言う単位。

ディスプレイは、Hzという単位で表すことが多いです。

このへん、面倒だから、FPSに統一して欲しいと思ってます。

 

60FPSの動画を再生するなら、60Hzのディスプレイがないと...

とか、面倒すぎですな。

 

おそらく、現代人は、30FPSあたりが普通の基準になっています。

例えば、5FPSだと、1秒に5枚しか写真が切り替わらないので、カクカクと動く映像になってしまいます。

自作のパラパラ漫画でも、上手い人は10FPSくらい出せますよね?

逆に、30FPSから大きく飛んで、60FPSだと、滑らかに動く映像になります。

スポーツの試合をテレビで見るなら、60FPS以上あると、かなり臨場感があります。

 

【データ量計算】

高画質な写真、動画、画面というのは、それだけ多くのデータを処理できるということになります。

いちおう、画質とデータ量ということについても語ってみます。

大学の入試でも、この辺りの問題が出る気配があります。

 

写真なら、データ量は「 解像度 × 色数 」

動画なら、データ量は 「  解像度 × 色数 × 写真の枚数 」となります。

 

解像度 フルHD、色数16bit、写真の枚数は30FPSの場合。

1920×1080の点がそれぞれ16bitの大きさで色を記録し、1秒間に30枚分の写真を詰め込んだデータということになります。

 

う~ん。

難しすぎる。

 

超簡単に乱雑に説明してしまうと

解像度は、キャンバスの大きさ。

bitは、絵の具の種類の多さ。

FPSは、キャンバスの枚数ってところです。

 

ますます分からん気もするけど

とにかく、でっかいキャンバスに、たくさんの色が使える絵の具セットを使って、絵を描けば、それはもうすっばらしい絵が描けるってことっす。

 

さらに、たっくさんのキャンバスを超高速で切り替えて、紙芝居をやったら、もはや映画並みの迫力と映像の滑らかさ!

・・・そんなの、見たことないけど。

 

さて、今回は、小難しいことをツラツラと書いて申し訳ありませんでした(汗

ただ、こんな小難しいことが大学の入試問題になる時代になったんすよ。

何だか、ガラケーで撮影した荒い画質の写真で満足できていた時代が懐かしいですね、。、。